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人の住むところ

「控えめであること」を美徳としてきたニッポン人が、
「個性的であること、己の欲求に正直であること」に強くあこがれて、
そのように行動することは、もちろん悪いことではないと思う。
でも自分の自由・権利を主張するのには、相手やまわりの「自由・権利」も
尊重しなくてはいけない...という基本的なルールを忘れてはいけない。

ううっ、まわりくどい。

hisapのブログ、「なぜにキレるか」を読んで、もう一つ、私が日ごろ感じる
マンションの弊害について。

自分の住処でありながら、外観は共用部分なので他の世帯とおんなじ。
個性はまるでなし。一方、専有部分は自分のテリトリーなので思う存分、
汚く使うもよし、自分の趣味嗜好を生かすもよし。でも、部屋に招き入れないかぎり、
外部の人には、あくまで秘密です。

それにひきかえ一戸建は、外観も知らない誰かにも見られるので、
「まわりの人にどう見られるか」という意識が多少なりとも働く。

たとえば一戸建であれば、家の前の道路を掃き清める。
雪かきをする。
道路はみんなで使うところではあるけれども、家の前は、
その家の人の責任というようなところがありますね。
自分の家の中も、外も、家のある周辺の環境にも、
なんとなく愛着があります。

でも、マンションの共用部分は、管理人が清掃する。
自分が属しているところではあるけれども、愛着がない。
なんとなく淋しい...

もちろん一戸建とマンションを比較した場合の一般論だけれども、
そういう意味で過ごす個の時間は、やっぱりマンションのほうが長いでしょう。

まわりの目を気にするという感覚は大事なのではないかと思うのです。
人にどう思われるか、どう思われたいか。
そういう意識が主張だけじゃなく譲歩の気持ちも生むのだと思うのです。

そんなことを漠然と思い、私はやっぱり人間らしく「住まう」ことに関わる仕事をしていきたい。

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Author:蛙啼音
理想の「住みよい家・心地のいい庭」を求めて日々、勉強中。
おはなのこと、ギターのこと、おいしい話など、心に浮かぶことをとりとめなく...

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