はるばる来たわ、函館

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2泊3日でゆったり函館に行ってきました。
人生3度目の函館。
いずれも天気に恵まれてきれいな夜景を見ているので、
真性晴れオンナの太鼓判を自分に押しました。

ダーチャが欲しいよ 1

世の中は空前絶後のマトリューシカブームですか、そうですか。
(そんなことはないですか?そうですか。)

世界旅行の会が発足する前、そう、今から数年前のこと、
思いつきで 思い立ってロシア極東の旅を決行しました。
むかしむかし、ブーニン君がショパンコンクールで優勝して、
ニッポンで空前絶後の(しつこい?)ブーニンブームが起こった頃、
NHK教育TVのロシア語講座の先生に、淡い恋心をいだいていた私にとって、
ロシアは憧れの国なのでした。

「第二外国語はロシア語だ!」と決めていたのに、
「つつがなく4年で卒業したいなら中国語をとるべきだ」と、
先輩からありがたいアドバイスをいただき、その通り履修した私は、
ロシア旅行に行く時点で、「おはよう」とか「こんにちわ」とか、
「ありがとう」とか「すばらしいわ!」くらいしか話せませんでしたが。

でも、こう見えて実は用意周到なので、出発の前、
図書館でずいぶんお勉強しました。

                     つづく(かな?)





青い森小旅行記 4

車は282号線にサヨナラして、国道7号線「林檎街道」へ。
そろそろ(遊び)疲れたし、温泉にでも入ろうかな~、しっぽり。
大鰐温泉の「鰐come」へ。
大鰐町地域交流センターの日帰り入浴なのですが、これがなかなか。
建物もすてき。

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写真がイマイチなんですけどね。
でも本当にいい建物なんです。
お湯もあっさりしているようでいて、
でも、ず~っとず~っとポカポカが続いていたので、
いいお湯なんだと思います。

小原庄助の寸前で、「そうそう、仕事だったよ」と思い出し、
ふたたび北上。

そして未踏の地「弘前」到着。
考えてみたら弘前って通過したことしかなかったんですね。
だからやっぱり、弘前城に行かなくちゃ。

あいにく雨。

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桜の名勝は、紅葉の季節もいいですね。

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桜はかなり葉が落ちていましたが、

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あまりの彩りにしばらく動けなくなりました。
動けなくなっている初老のご夫婦もいました。

それから、黄金色のエクスタシー。

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銀杏の大木です。こんなの初めて見た!!
この木はオス。だからギンナンは実りません。
よかったような、残念なような。
だってこの木に実がついたら、大変な臭いでしょう~?
でも弘前市民の一人あたり1食分の茶碗蒸しをまかなえるくらい、
実をつけそう。


なんて、へらへらと遊びながら時間に余裕をもって、
青森市内に到着。
予定通り、市内での打ち合わせを終え、さあ、帰ろうか...

と思ったら、

その日は五所川原の夜間の現場に残ることになり、
日帰り予定で来ていた私は、泊まる場所の確保をしておらず、
深夜に終わった作業の後に泊まるところはなく、
泣く泣く、ざんざん雨降る林檎街道を戻り、
狭くて暗い小坂町の峠を、
ここで脱輪したらどうしよう~と震えながらひた走り、
人気のない道の駅の駐車場や、
スーパーマーケットの駐車場や、
国道脇のパーキングで仮眠をとり、寒さに震え、
懐かしい故郷の景色を目にしたのは、
前日の、ウキウキ・ファイト~!出発!した時刻でした。
行きはよいよい、帰りは怖い♪

波乱万丈の一日でした。
天国と地獄をみた一日。
どなたかショートムービーにしてみませんか?

それで、「どうして高速使わなかったの?」ってあなた。
そうなの。帰りは高速にすればよかったよ。ね?
でも日ごろから、高速道路を使うという頭がちッともない私は、
思いつきもしなかったの。
でもかえってよかった。
あの雨、あの睡魔。
下だから、こまめに仮眠できたんですもの。

しばらくは、遠出しなくてもいいかな~。
と思いましたが、明日は十和田市-八戸市。
さすがにちょっと知恵がついたので、
ホテルを予約しておきました。

おっしまい。

青い森小旅行記 2

青森駅に2時45分に人を迎えにいけばいいので、
もっとゆっくり出てもよかったのですが、
早く出発したのには理由があります。

高速道路嫌いなのよ~!
どこまで行っても同じような景色なので。
それに、あちこちで遊びながらドライブしたいのです。
青森までの道のりは温泉の宝庫なのよ~!!

国道282号線を北上して安代から鹿角に抜け、
弘前を経て青森市内へ。
五所川原に戻って打ち合わせをして、
そのあと十和田市、そして八戸へ。
ここで仕事を終えて、金田一温泉でしっぽり...
というのが、私の美しい一日の予定。


そういうわけで、ウキウキと国道を走り、
平舘につくころには晴れて朝日がのぼり始めました。

6:30amの岩手山。

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青い森小旅行記 1

出張前夜のうかれたワタクシ。
前の日のブログに「“不思議な話”シリーズは続く...」
なんて書いたのをすっかり忘れてました。

昨夜はやっぱり、盛岡に帰ってこられなかったのです。
それでは金田一温泉で体を温め、ほろ酔い気分で床についたのか...?
いえ、その予定の時間、私は小坂町の坂梨峠付近を、
エンエンしながら走っていました。

行きは、よいよい...♪

朝、起きた瞬間から絶好調の体質。低血圧なんてウソのよう。
さらに調子をあげるため、BGMはジョン・ウィリアムスで。

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5時50分、ファイト~!しゅっぱ~つ!

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薄暗い朝の道は雨で濡れています。
青森にむけて、アシュレイ・ザッツ(車の名前)は、
快調に走り出しました。

明日へつづく

カーニヴァルの朝

知らない場所で、一番その空気に溶け込める時間帯は、朝。
すがすがしくって、そこに住む人たちは、いそいそと朝の支度をしていて、
「気配」があります。
なんとなく親しくなれる感じがうれしいので、
旅に出たときは、朝、散歩をします。
朝型でよかった。

先週の出張の宿泊先は「浅草」でした。
それで、朝食までの間に、浅草寺に行ってみました。

「ルイス(仮名)ちゃんが待ってるよ。」と、愛犬の太郎(仮名)を急き立て、
イヌ仲間の集合場所へ行く、おばちゃん。

山門の壁に耳を押し当て、「何者」かと「交信」しているホームレス。

愛犬を抱き上げ、お香の煙を浴びせ、「賢くなってね」
とご利益に期待するおじちゃん。

人間模様がみえて、面白いのです。

さすが下町、エキゾチックな私(うそ)が旅人とわかるのか、
あれこれ話しかけてきて、浅草の解説をしてくれます。親切!

「浅草サンバカーニバル」の日でした。
お寺の裏で待機している山車たちも、そわそわしているようでした。
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雷門も仲見世も、朝早いので人気がありません。

東京湾景

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先週の出張は、建材屋さんの見本市だったのですが、
社長いわく、「ノエルホームの社員旅行」なんだそうです。

その特典は、東京湾ナイトクルージングだ!
夜景を眺めながら、お食事。
ん~、とはいえ、夏バテで食欲がないので、
ほとんど甲板(?)に出てました。

船では添乗員さんの解説があります。
みなさん、お酒を召しているので聞いちゃいないのですが、
毎夜毎夜、おんなじ説明をしているのでしょうね。
そして毎夜毎夜、舳先でジャックとローズのタイタニックごっこを
見せられるのでしょうねぇ。
「落ちないでね。仕事増えるから。」と思っているのでしょうねぇ。

でも添乗員のお兄さんは、いやな顔一つせず、
私の質問にジャンジャン答えてくれました。
プロフェッショナル。

東京の夜景は、まるで、まるで、『ブレードランナー』。
美しいけれどむなしい...
たくさん人がいるはずなのに、生き物の気配がないような。
添乗員さん、もしかして、レプリカントだったのか。

スペインの旅、後日譚

スペインのあちらこちらで見かけた、不気味な手のドアノッカー。

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これは、イスラムの魔よけ「ファティマの手」なのだそうですね。
預言者ムハンマドの娘で第4代カリフの妻ファティマは、
慈悲深く、献身的な女性で、イスラムの鑑。
病魔や災難、ねたみから守ってくれるのだそうです。
地中海一帯の国では、よく見られるものだとか。
それで、スパニッシュライツのドアにも、
とうとう取り付けることになりそうです!

じゃあ、これは、なんだろう?

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アルコイでみつけた、竪樋。不気味ィ~。
次の旅行までの宿題です。
ああ、キケとロサナなら分かるかも。先生に聞いてもらおう。

スペイン旅行についてのいろいろなサイトを見ていたら、
耳毛ビッシリ、「ミミゲー氏」と出会った人がいっぱいいる!ってわかりました。
やっぱりねえ、名物爺さんなんだね...
ホアキンさんがホントの名前らしい。アルバイシンに住んでいる。
たくさんのニッポン人に、楽しい旅の思い出を、ありがとう。
絶対また行くから、元気でいて欲しい。


第二回 スペイン  その18

スペイン旅行最後の一日、マドリッドで、のんびり過ごす。
この日は日曜日だったので、ラストロ(のみの市)へ行く。
カスコロ広場から伸びる坂道を中心に、洋服やアクセサリー、日用品、
骨董から、ガラクタ(本当のガラクタ!)まで、なんでも揃っている。
見ているだけで楽しい。

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道端のパフォーマーも多くて、この人は、闘牛士。
お金を入れるとロボットのように機械的に牛にとどめをさす。
お客さんがいないと、ずっと手を上げたままで身動きできないから、
バケツを持って立っているより、つらそうだ。


「ドン・キホーテとサンチョ・パンサとセルバンテスを見に行こう!」
「えっ?セルバンテスって、何の役でしたっけ?」
「いや、セルバンテスは...  いやっ!、それ以前に役って...」
と、サンチョ・パンサ以下のやりとりをしながら、スペイン広場に行く。

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「えっ?ロシナンテに乗ってるのは、サンチョなんですか?」
「いや、ドン・キホーテが乗ってる馬がロシナンテだよ。」
「そうだ、ロシナンテって、やせ馬の設定でしたね。
ロバだとばかり思ってましたよ。」
と、電波少年世代まるだしのやりとりを、

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セルバンテスが怒って見下ろしている。ごめん。

最後の日なので、ちょっと奮発してレストランに行った。
オマール海老のパエジャ、

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本場でフィデオワ。

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なにからなにまで、おいしかった。
スペイン旅行の印象は?と聞かれると、
いろいろ思いついて困るけれど、
やっぱり、飲むもの、食べるもの、すべてが満足ということか。

おおらかな国、スペイン。
「世界旅行の会」の会費が貯まったら、今度は夏のスペインだ!
また一人、スペイン中毒者が誕生した。

                        おっしまい。

第二回 スペイン  その17

渋谷のハチ公前、盛岡でいうところの「ミスド前」が、
「ヤマモモを食べるクマちゃん前」。
ここで、ベベさんと待ち合わせ。

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ベベさんはフランス人だけれども、若いころからスペインに暮らし、
仕事も結婚も子育てもマドリッド。
数年前まで、英語・フランス語・スペイン語を駆使し、
オリーブオイルの会社で大活躍のキャリアウーマンだった。
今は定年退職して悠々自適の生活。

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土曜の夜、外はとっても寒いが、たくさん人が出ていた。
ベベさんのおすすめで、最初に入ったのはスペイン北部地方の料理店。
味噌汁に近いスープがあると聞いたので、さっそく頼む。
発酵した豆のスープ。
しかも具(?)はカブの葉だったので、味ばかりでなく、
見た目にも、ザ・味噌汁!
そのほか、アサリの酒蒸しのような料理とか、
白ワインは...

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ガリシアのリベイロ。
こんなふうに盃(さかずき)で飲んだりして、なんとなく日本を思わせる。

目の前に食べるものがなくなると、
「ハイっ!次!!」
と行って、さっさと会計し、店を出る。
そして、すぐとなりの店へ。
そこでも、きっちり料理を食べ、ビノを飲み、しゃべり倒し、
「ハイっ!次!!」
そして、すぐとなりの店へ。これぞ、ザ・はしご!

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その店はマッシュルームの店。
メニューはマッシュルーム、「チャンピニョン・ア・ラ・プランチャ」だけ!
ワインともビールとも相性がいい。おいしかった!
BGMにキーボードの生演奏があり、スペイン人なら誰もが知っている曲を
次々に演奏する。はじめて聞く曲だけれども、なんとなくなじむので、
私たちも、店じゅうのお客さんも盛り上がった。
言葉も通じない、全然知らない人どうしでも
楽しく親しくなれた気がした。

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酔っ払い集団。
認めたくないが私も酔っていたので、この日の写真は、ブレまくり。

さんざん、飲んで食べて、このあと向かった先が、

ザ・チュロス専門店!

おそらく深夜3時。それでも店は大変な混みようだった。
「チュロスは、なんと言ってもここのが一番よ」と、
得意げな、ベベさん。
チュロスの定義はスペインの朝食、もしくは飲んだ後、食べるもの。
しかも、たっぷりのあま~いホットチョコレートをつけながら、いただく。
残そうものなら、「ダメっ!飲み切らなきゃ帰さない!」と、
ベベさんが言うので、この日、私は一生分のホットチョコレートを飲んだ。

ベベさん、64歳。
アタシ、64歳になったとき、ベベさんみたいにタフでいられるだろうか。

第二回 スペイン  その16

スペインの滞在期間が少ないなら、迷わずトレドへ行きなさい。
と、いうらしい。
NHKBSの番組「世界街歩き」は、カメラを目線で、
歩きながらずっとまわしているので、
臨場感があっておもしろい。
トレドの回をみて、ぜひ行きたいと思った。

曇天。
マドリッドから、バスでは1時間15分ほど。
阿川弘之ほどではないが、乗り物好きなので、
ここはアベAVEで行く。
アベは時速300キロを誇る新幹線。
新しいので、設備も内装も充実していて、
まるで飛行機にのっているよう。

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新幹線は頭から撮らないと、なんのことやらわからん。
renfeは国鉄の意味。

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ガスがかかっていて、見通しが悪いのが残念。
でも雨にぬれた石畳は趣があっていい。

トレドの旧市街も、やはり城塞都市ということもあって、
迷路のように入り組んでいる。
車1台がやっとの道が多い。
人が2人並んで歩くのがやっとの道も。
そんな狭い道の両側の壁という壁にハトがいる。
うっかりすると、別の雨が...

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世界遺産を守るため、道も建物も修復は古く見せるようにするそうだ。
訓練を受け、資格を持った人が工事をする。
足場の一部。
四方に組めるのが面白い!!と思って写真を撮っていたら、
頭上にハトが...

第二回 スペイン  その15

グラナダからバスでマドリッドへ。
雨模様。
一年を通して降水量の少ないスペインで、
雨に降られるという貴重な体験。なんてラッキーなんだ!

所要時間は5時間ほどだが、窓の外は
最初から最後まで、ずーっと、ずーっと、オリーブ畑だった。
そうそうオリーブオイルで揚げる「天麩羅」は、
カラッと揚がって、おいしいそうだ!

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マドリッドに着いてすぐ、ホテルのとなりのバルへ。
写真はそこで出会った親子。チビくんは、
あやしい東洋人が気になって仕方ないらしい。
「うちで秋田犬を飼ってるんだ!」と父親が言っていた(そうな)。

親日家が多い。

「私は柔道を習っている」
「昔、空手をやっていた」
「彼氏が合気道を習っている」
「ニッポンのアニメが大好き」

と旅の途中で何度も言われた(らしい)。

アニメといえば、「ドラえもん」を放送していた。
ジャイアンは、♪おれはジャイアン、ガキ大将~♪
のかわりに第九を歌っていた。
第九はEUの歌なんだって。知ってた?
ちなみに、「どらえもん」と入力して変換すると、
はじめから、「ドラ」はカタカナ、「えもん」はひらがなで出る。知ってた?
「ドラえもん」はすごい。時間も国境も越える。


夜、雨の中、傘もささずに、タブラオへ行く。
「ラス・カルボネラスは若いダンサー中心だけれども、
観光客なれしすぎてなくてオススメよ。」と
地元に住む先生の友達のベベさんがアドバイスしてくれた。

この日、ダンサーは4人。
若くて美しい娘さんのダンサーはきれいだったが、
熟女の妖艶な踊りも迫力があって、すばらしかった。
ちなみに熟女は一度で変換できない。知ってた?(造語なんだね)。


そして背の高いハンサムな男性ダンサー。
力強く、軽く、速く、何かが憑いているかのよう。
フラメンコのうまい、ヘタは到底わからないけれども、
圧倒される何かがある。その神がかったオーラがドゥエンデだ。
ジプシーの自由で楽しい生活、けれども安住の地がない不安。
迫害された悔しさ、悲しさ。そういう歴史から生まれたものだ。
その血が流れている者しか表現できない世界だ。

あまりの激しい踊りに彼の歯がとれた。
フラメンコの踊り手は、歯がボロボロになるそうだ。

撮影禁止ではなかったが、写真を撮ることも忘れてしまっていた。

第二回 スペイン  その14

通りにはすでにたくさん人が出ていた。
お祭りがはじまる前のワクワク感が伝わってくる。
私たちも一度ホテルに戻り、パレードを見るために、
さらに1枚セーターを重ねて、出直した。

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道の途中、ギター製作の工房がいくつもある。
そのうちの一つ、「Antonio Raya Pardo」さんの店に入ってみた。
大工道具とはまた違う、いろいろな道具があって興味深い。
Pardo氏も弟子の若者もとても感じよく、
「どうぞ、自由に弾いてみてください」と言ってくれたが、
旅の恥とはいえ、ギターは弾けない...
先生が弾いてくださった、味わい深い「アルハンブラの思い出」。
夕暮れのアルハンブラを思い出して、ジ~ンとした。

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1月6日は、東方の三賢人が星の導きで、
ベツレヘムに生まれたキリストを見つけた日。
スペインではクリスマスよりも、この日を盛大に祝う。
通りの人はさらに数を増し、パレードが近くまで来ている気配。

最初にホンモノのゾウさんが歩いてきた!この寒いのに!
その後、次から次へと、作り物の巨大なゾウやライオン、
お姫様の乗った馬車がやってくる。

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馬車から、お姫様や賢人たちが、沿道の人にむかって飴を投げる!
写真の手は、飴を取ろうとする人達の手・手・手!
おとなも子供も(私も)我を忘れて、夢中になった。

私たちの前に立っていたスペイン人のご夫婦が、
何度も振り返って、いろいろ話しかける。
全然通じてないのに、一方的に話しかけてきて、
アハハハと笑って、とにかく楽しそう!
「次の山車は期待できそうだぜ!」とかなんとか言っているらしい。
陽気だ!大好き!スペイン人!


道端の賢人達。このあと、飴をくれた!

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パレードはまだ続いているけれども、寒いし、おなかがすくし、
アルコールが恋しいので、食事へ。
どの店も混んでいて、ゆっくり座れそうな店を探すと、
どんどん通りからはずれ、寒さが募る。

やっと入った店の熱々Sopa de Ajo(にんにくスープ)。
生ビールやビノ以外でも五臓六腑に染み渡る飲み物があるんだ!

食事が終わっても、まだ街中、お祭り騒ぎ。
紙ふぶきが道を埋めつくしている。
ウキウキした気分でホテルに戻ると、
ロビーには静かに賢人に見守られた幼子が微笑むように眠っていた。

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第二回 スペイン  その13

グラナダ物語のつづき

一日たっぷりアルハンブラ宮殿で過ごし、
今度は夕日の中のアルハンブラを見るためにアルバイシンへ行く。

バスが1台やっと通るくらいの道幅。
通行人は車が通るとき、白い壁にピッタリ寄りそう。
城塞都市として設計されているので、迷路のようになっている。

バスには宮崎駿のアニメに出てきそうな超高齢の御夫人が乗っていて、
運転手と大きな声で話をしている。いつもこのバスを利用しているようだ。
まわりの乗客も大笑いで、そのバトルに加わるので、
バスの運転手は、さらに調子づいて後ろを振り返ったり...
わたしたちが、ハラハラしているのを見て、
うれしそうにさらにアグレッシブな運転をしてみせた。
サービス精神旺盛!大好きだ、スペイン人!

展望台にはすでに人が集まっていた。

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ギターとパーカッション、女性ボーカルが、時には激しく、
時には物悲しく、感情の浮き沈みそのままのジプシー音楽を奏でる。

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アルバイシン犬。
流浪の民の音楽に耳を傾け、その数奇な歴史に思いをはせている。
(本当は夕飯まだかな?と思っている)

シエラ・ネバダ山脈を背景にしたアルハンブラ宮殿。

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冬だからこそ見られる白い山並みだ。

まもなく、日が落ち、

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白い山に薄く紅がさす。

そしてさらに、

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アルハンブラという名の地ビール、後ろにアルハンブラ宮殿。
まわりの外国人観光客に笑われた。えへへ。

哀愁のジプシー音楽をBGMにグラナダの街は暮れ、
家々に明かりが点り、
三角帽子を被った(へたくそな)ジャグラーが、
お手玉をジャグリングして(は、落とし)、

 「ああ、なんて安野光雅なんでしょう」と思った。

第二回 スペイン  その12

アルハンブラ物語のつづき

さいしょに入ったのが、下の写真の「カルロス5世宮殿」
レコンキスタ完了後、スペイン国王が当時のルネサンス様式で建てた。
だから、ここはヨーロッパという感じ。
それで写真を撮ろうとしたが、あまりのスケールの大きさに断念した。
アルハンブラは素人がデジカメなんかで撮ってはいけない!
すばらしい写真集はたくさん出ているのだから、
ここは、自分の記憶に焼け付けることに専念しようと決めた。

というわけで、細かい装飾なんかの写真はあるが、
アルハンブラ宮殿内の写真は極端に少ない。

carlosv.jpg

albayzin.jpg


アルハンブラからのぞむ、アルバイシン。
季節がよければ、もっとクリアーに見えたかもしれない。
すこしガスがかかっていた。
史跡旧跡より、「生活が見える」旅を目的としている私は、
本当はアルハンブラよりアルバイシンを歩くほうが性に合っていると思う。

とはいうものの、宮殿はすばらしかった。
他宗教だというのにそのままを受け入れるスペイン人。
何度かの戦争で荒れても、緻密な修復によって再建していく。
そして『アルハンブラ物語』を書いたワシントン・アービング。
美しいものに敏感な人たちに守られて、この幻想世界が存在する。
まさに、ザ・世界遺産!

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アルハンブラネコ。
ここで暮らしているんだろうか。なんて幸せなヤツ。
きっと、W・アービングの知らないことまで知っているぞ、このネコ。

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咲き残りのバラ。あんまりきれいなので撮った。
花や緑で満ちた季節のアルハンブラは、
もっともっと、いいんだろうな。
月夜のアルハンブラとか...月のない星降る夜も...

次の旅はアンダルシアに焦点をしぼった旅にしよう!
というより、ええい!住んでしまえ!(という勢いだ!)


        グラナダ物語は、まだ続く(タイトルが変わった)

プロフィール

蛙啼音

Author:蛙啼音
理想の「住みよい家・心地のいい庭」を求めて日々、勉強中。
おはなのこと、ギターのこと、おいしい話など、心に浮かぶことをとりとめなく...

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