完成見学会のお知らせ

矢巾町西徳田にて完成見学会開催。
ネズミたちも、お待ちしてます。

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地鎮祭

快晴の日曜日

とても気持ちのいいご家族なので、
お天道様も味方してくれます!
2012年最初の仕事は新雪を踏みしめての地鎮祭でした。

でも、棟梁は「さすが、晴れ男のオレ」と言っています。
まあ、たしかにそうだけど。

この純真無垢な足で歩くのが、
何よりの四方清め祓いになりますね~。


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こどもの部屋

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姉といっしょに使っていた子供部屋から、
はじめて自分だけの部屋を持つ...
って、そういえば自分もとっても嬉しかったな~
と、遠い昔の記憶。

今日、工事中の室内で、
かわいいメッセージを見つけて、うふふって笑いました。

子供の部屋については、いろいろな考え方や説があって、
たとえば、有名校の合格者の勉強部屋の傾向とか...
私自身は、よくわからないし、
正直言って、部屋の問題だけじゃないと思うんですけど。
さらには、勉強だけじゃないとおもうんですけど。

ただ部屋だけにかぎったことじゃなくて、
はじめて自分だけのものを持つ感動は、
子供の時分にはとくに大きいから、
そういう子供心を忘れずに、
家づくりを提案したいな!と思ったしだいです。

春休みには新しいお部屋ができるから、待っててね!!

家づくり

奇をてらった家には、ぜ~んぜん魅力を感じません。
まわりを見渡すと、分譲地に次々、家が建っていますが、
どれも流行を追ったデザインで、いまひとつ。
家は、「生活する場」であることが大前提ですものね。
気候や使い勝手、土地の形状などなどを考え抜いたうえで、
「必然」から生まれる趣こそが美しいと思うのです。
まさに「機能美」です。

岩手山のふもとにて。

クモ作 「糸ハウス」

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この「家」のコンセプトは、
雨風をうまく避けて、キッチンにもダイニングにも食品庫にもなる。
もちろん、快適なベッドルームにもなります。
すごいよね~。
ウサギ社長、見習ってください。
ちかごろ、解体業ばっかりじゃないですか。


後悔先に立たず

後悔先に立たず
って、そのまんま、なんのひねりもないですね。
先にわかっていたら、後悔しないでしょう。

住宅をつくるのと、建築物をつくるのは、全然別モノよ

と、あれだけアドバイスしたのに、
今になって泣き言を言われてもね~。
根気よく、お話したつもりだけど。

最終的に判断して選択したのは自分なのだから、
自分の責任です。
それを受け入れるしかないです。

自分の身を守ることができるのは自分だけ。
本質を見抜く力をつける、アンテナの感度をよくする。
私も肝に銘じます。

事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!

むかしむかし、ゼネコンに勤めていたころの話。
分譲マンションの企画から販売、最終的には引き渡しまでを、
少ない人数ですべてやっていました。
うそのような本当の話。

ふつうであれば、企画は企画部門で、
販売は販売で、と分業するものですが、
わけあって、4人ですべてをこなさなくてはなりませんでした。
別の企画会社の方に「しんどくないか」と聞かれました。
たしかに時間的にも体力的にも厳しかったのですが、
販売にまでかかわるということは、
ユーザーの反応、ニーズを知ることができて、
とても有意義でした。
「販売」で直接、「体感」したことを、
次の企画に活かすことができるからです。
「分業」では「途切れる部分」を作ってしまいます。

「流行りもの」や「使い切り」は、作り手が牽引するくらいでいいかもしれません。
でも、人の暮らしに深く、長くかかわる「家」は、
使い手が主役でなくてはいけない。
住む人が必要としているもの、心地いいと感じるものを拾い上げる、
あるいはそれがわからないユーザーには気付かせる。
というのが、私たちの仕事だと思います。
「使い手」に適うものを作るために全力を注がなくてはいけない。

ノエルホームの家づくりは、まさにそれを実践していると思っています。
「人数が少ないから出来ない」のではなく、
「途切れる部分」がないのが最大の力です。

そして、社長も私も、とにかく現場にいる時間が長い!
現場が好き!!
図面もパースも、「実物」にはぜったい、かないません。
現場で気づくこと、現場で生まれることの多いこと!

どんなにたくさんの文献を読み、研修を受けて、
「いい家」について勉強しても、
それが現場に反映されていなければ、まったく意味がありません。
図面上で、計算値で、どんなに「高性能」でも、
そのとおりに現場で施工していなければ、
悪意はなくても「偽装」にもなりうる。語弊があるかもしれませんが...

知識が施工技術とリンクしていなければならないのです。
「家」は会議室で作っているのではなく、現場で作られています。
そのために、現場をしっかり見て、考える必要があるのです。

お施主様ともできるだけ現場で打ち合わせをします。
図面でパースで分からないことは、すべて「実物」が解決してくれます。
そのためにはたしかに、お施主様と社長と施工スタッフと私、
全員の手間も暇もかかります。
でもそれは、「いいもの」を生むためには、とっても大事なこと。
みんなで共有すれば、家に対する思いの大きさと方向も同じになります。

なにより、お施主様が立ち上がった柱に頬ずりしたり、
仕上がりを見て涙ぐむ、というような感動的なシーンも、
現場にいなくては見られない光景。
そういう場面にであえるから、社長も私も現場好きなのかもしれません。ね?


心に沁みること 1

昨年、一昨年とこの時期にリフォームでお世話になったA様邸。
3回目となる今年。
本日、台所の改装が終わり、無事にお引き渡ししました。

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引き渡し前のチェックは、ネコちゃんのミミ部長がなさいました。
合格!をいただきました。

ダイニングキッチンなのですが、その食卓と椅子は、
30年来、使っているもの。
なんとも深い味わいで、「いいものを長く大切に使う」の
王道といった感じです。
こんなふうに大事にされたモノはシアワセですね。
背もたれや座面を張り替えて、さらに使い続けたいとおっしゃっていました。
大切に手入れしながら使ってくださる方のためには、
がんばって作る甲斐がある...と、うれしい日でした。



「正直な家」を考える 5

一.常設展示場を持たないこと

どんな家を建てようか?と考えたとき、「百聞は一見に如かず」
住宅展示場を見にいきます。
そのほかに方法がわからないから、やっぱり思いつくのは、
常設展示場を見に行くこと。
でもそれはもしかしたら、一番してはいけないミスかも...

常設展示場はできるだけたくさんの方に見ていただいて、
ファーストインプレッションが勝負なので、
実際の売り物より、見栄えするように作ります。
実際より、いいものを使い、プロに頼んでインテリアも
コーディネイトしてもらい、生活臭を微塵も滲ませない。
夢はどんどん、ふくらみます。
でも、ある方が言いました。
「このダイニングで、いつも食べてるような納豆ごはんは、
食べられないよな~。」

常設展示場の維持費は、出展料・建物の償却費・光熱費・人件費などで、
月に200~300万円くらい、かかると言われています。
つまり一年で2400~3600万円!!
たとえば自社敷地内の常設展示場だとしても、
モデル仕様での建設費と光熱費、人を集めるための
広告宣伝費など、多くかかります。
それでは、それは誰が負担するか。
太っ腹の社長さんが、自腹を切る?いえいえ...
それを負担するのは他でもない、
そのモデルハウスに惚れこんで、その会社で家を建てることに決めた、
契約者です。
それを考えたら常設展示場を持つ会社と持たぬ会社で、
仮に2000万円の家を建てるとしたら、
同じ2000万円でも実質の価値に違いがあることは一目瞭然。

実際にモデルハウスに住むわけではないのです。
納豆ご飯も食べるし、子供のパンツや靴下も干す。
「家を買うのは、ある意味“夢を買う”こと」
という方もいるかもしれません。
でも住み続ける以上、いつまでも夢を見るわけにはいかない。
要は「現実の世界をいかに楽しめるか」ですね。

だから常設展示場を見るのではなく、オーナーさんがいる、
完成現場見学会を見るほうがいい。
もっといいのは、住んで何年かたった家をみせてもらうこと。

私の愛する『赤毛のアン』。
赤ちゃんのうちに両親を亡くし、貧しい家と孤児院しか知らない少女が
初めて持った家は、堅実な老兄妹が住む、
田舎の、飾り気のないグリーンゲイブルズ。
アンは、生まれてはじめて都会のお金持ちの家に招待され、
楽しい4日間を過ごします。
グリーンゲイブルズに帰ってきたアンが、
豪華な日々のあれこれを、マシュウとマリラに報告して最後にこう締めくくります。
「とてもすばらしかったわ。あたしの生涯で画期的なことになると思うの。
でもいちばんよかったことは家へ帰ってくることだったわ。

アンには真価がみえている!

「正直な家」を考える 4

すっかり忘れてました。
そうそう、どんなところに家作りを委ねたらいいのか、考察してるのでした。
前回は「住の身土不二」について。
それはそう、工法についても同じ。

私はニッポンの風土の中から生まれた「在来工法」を心から愛してます。
なんというかニッポン人の気質そのものの技ですよ。

いわゆる2×4工法も以前勤めていたところで、
建てたのですが...
私の率直な感想としては、安直だよな~と。
けっきょくヨーロッパからの移民が、
乾燥した、たびたび竜巻が起こるアメリカ大陸にあわせて、
素人の手で、短期間に、頑強に建てる方法として、
あみ出したのでしょうね。

繊細で緻密なものを愛する純ニッポン人の私は、
エアガンで決められたピッチにジャンジャン釘打ちするだけのものには、
なんとなく違和感を覚えます。
2×4は作り手・売り手の都合って感じを受けるのです。
工期短くて済むし...簡単だし...。

だから私が建てるとしたら、木造軸組み!
家についての思い入れが強いので、
さまざまな道具を駆使して、一つ一つ刻んで欲しい。
私だけのオーダーメイドであって欲しい。

そして、さまざまな面白い名前のついた継ぎ手や仕口に、
ニッポンの大工の技の歴史ロマンを感じたい~。
隠れて見えなくなるんですけどね。
でも大工さんが、住む人のため、自分の誇りのため、
ひとつひとつ思いを込めるから、家に魂が宿るような気がするのです。

くだらない感傷と言われそうですが、「心の住む家」を「心で建てる」ことを、
モットーにしているので、やっぱり大切に思います。

                    (今度こそ)つづく

うれしい、ごほうび番外編

某「Nナル」の外壁材を使ったところ、その家の写真が、
今回の商品カタログに使われまして。
光触媒で汚れが落ちる、あの外壁材です。
実は3年前にも別の家の写真を、やはり某「Nナル」の
カタログで使っていただきました!

今日、北上で展示会があって、大阪から来たNナルの社員さんに
そのことを話したら、社員さんも驚いてました。
ものすごい数の中から、2度も続けて採用されるなんて、
稀有のことなのですって!!
これまた、ちょっとウレシイごほうび。
うふふ、自慢話よ。

うれしい、ごほうび 「エコ・ハウスコンテストいわて」のこと

ノエルホームが作った家、矢巾町C邸が、

「エコ・ハウスコンテストいわて」
で大賞を受賞しました!


この「エコ・ハウスコンテストいわて」。
前身は平成15年からはじまった「いわて省エネ・新エネ住宅大賞」。
省エネルギー・新エネルギーや再生可能エネルギーに、
積極的に取り組んでいる岩手県内の住宅を表彰するものです。
名称を改め、今年からは産学官で運営しています。
過去3年間は、応募総数が10戸程度の小規模な賞でした。

が、今年はなんと47戸!
そのなかで熱損失係数Q値が 1.6w/m2・k 以下の住宅は43戸だそうです!
すごい!

さらに、その中から大賞が5つ!
うち一つが、これ!!

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本日、受賞式に出席し、社長が受賞者のスピーチをしました。

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生意気なことを言うようですが、実はこの賞、
以前からあることは知っていたのですが、
「性能のいい家を作るのは、私達ビルダーの当たり前のつとめ」
と思っていたので、応募するつもりもなかったのでした。
でも今回、見学会でこの家を見た方から、
強く「出してみたほうがいい」とすすめられ、応募しました。
「いい家づくり」の自負があるので、
賞を取っても取らなくてもかまわなかったのですが、
いざ、いただいてみると、今までにノエルホームで建ててくださった方々に、
「ご恩返しができたなあ」と心から嬉しくなりました。
今までに建ててきた家も、同じコンセプトで、同じ技術で作ってきたので、
全ての家に「大賞」のお墨付きをいただいたことになります!

お施主様、ノエルホームで家を建てて下さった皆様、
そして同じ気持ちで家作りに取り組んでくれる、
「チーム・ノエル」のみなさん、
本当にありがとうございました。


「正直な家」の神様  中村好文さんのこと

先週の土曜日、中村好文さんの講演会に行ってきました。
「いわて住まいる講座」第8回目なのだそうです、ふ~ん。

「家」にかかわる学問のなかで大きくわけると2つ、
(って決めてしまっていいのかしら?自信ないが...)
建築学と住居学。

共通する部分は、同じテーマを扱うので当然ありますが、
どちらかというと、建築学は、作り手目線の学問で、
住居学は、使い手目線の学問。
(って言ってしまっていいのかしら?そんなふうに習った気がする...)

それで中村好文さんは、ムサ美建築学科卒業の建築家なのですが、
徹底的に生活者寄りなのです!徹底的に!!

著名な方なのに、全然エラぶったところがないし、
押し付けがましいところがないし、
本当に「普段着」なかんじ。

クライアントの要望を、潜在的なところまで掘り下げて、
聞き出す技術。さらにそれを設計図に反映させる能力。
それらはすべて科学者のような好奇心と探究心によるもの。
努力を楽しむタイプの努力家なんですね。
そもそも努力と思ってないのでしょう、ゲームという感じ?

そして住む人に心を寄り添おうとする感性豊かな人でもあります。
「あしながおじさん」の中で、孤児院で育ったジューディが、
普通の家庭に育った子なら気にかけない、
家のコマゴマとした様子に感動するというシーン。
中村好文さんは、そんな小さな場面に熱く心打たれる人!

「手すり」には特に思い入れがあって、
そこに住む人に合わせて形状、高さを決めて家具職人に作らせる。
毎日、家の人は手すりに触れるから、
お客様と毎日握手している気分になれる...
というお話もされてました。

話の中に何度も「こころが、」「こころに、」と「心」が出てくる。
「心が住む家」を「心で」作っているのです。
ああ、この人に「夢の家」を作ってもらいたい。
いやいや、そうでなく、この精神にならって、
家作りをしていきましょう、わたしたちも。

「正直な家」を考える 3

「家を建てよう!でも、どんなところに頼んだらいいのかしら?」

これは一番最初の難関ですね?そして、一番大事なところでもあります。
たしかにどの住宅メーカーも、自分の商品をすすめたいですから、
一生懸命にアピールしますね。
優秀な営業マンの“話術”に「そうだね、そうだね!」と納得してしまいます。

この第一関門を突破するための私なりの考えを、
いくつか紹介したいと思います。
「私なりの考え」...
私もノエルホームが作る家が一番!と思うので、「うちのが一番ですよ!」って
言ってしまえばそれまでですが、
でも仮に「お客様の立場の私」がいるとしたら、
“話術”がイマイチの営業マン蛙さんの説明では、かえって、
「うさんくさいなあ」と思ってしまいそうです。
だから、ここは敢えて客観的に、自分が
(たとえば私がノエルホームを定年退職して、かわいいおばあちゃんになった時)
建てるとしたら、どんなふうに選ぶかを書きたいと思います。

一.地元資本であること

食の信条として使われる「身土不二」。
「身体(身)と環境(土)とは不可分(不二)」である...
身体と大地は一元一体であり、人間も環境の産物。
生まれた土地において育った食材、旬のものを常食する事で、
身体は環境に調和する...という考え方です。

これは、住についても同じことが言えそうです。
タテに長いニッポン。気候が全然違います。
「家の作りやうは、夏をむねとすべし」は徒然草。兼好法師の言葉。
「寒さは暖のとりようがあるけれど、暑いのはなんともならないよ」
というエアコンがない時代の京都だからこその発想です。
時代はもちろんそうですが、吉田兼好が暮らした京都と、
岩手では冬の寒さは全然違いますね。
その土地の気候風土をよく知った技術で建てる家がいいと思うのです。
岩手の「家の作りやうは、冬をむねとすべし」。
暑いのはガマンのしようもありますが、
“極寒”をガマンするなんて、死活問題ですものね!
たとえば、大手住宅メーカーの商品開発は、一番ニーズがある、
東京や大阪の気候をベースに考えています。
車には寒冷地仕様があるのに、住宅メーカーは寒冷地のための
実験や開発はしません。コストがかかるから。
地元で生まれ育った家(身)と地元(土)は不二である...
これを提唱します。

もう一つ、地元で生まれ育って地元を愛している人は、
そこにいられなくなるようなことはしない。
というのも理由の一つ。
地元の信頼を裏切らない、間違いのない仕事をします。


                           つづく。

「正直な家」を考える 2

今日辛口ブログになりそうな気配...ですので、
「私は平和主義なのよ~」とか「厳しい現実から逃避したいのよ~」
という方はスルーしてください。

うちの近くで、オール電化住宅の現場があって、どんなふうに施工しているのか、
たびたび見せてもらっていました。
あまりにもノエルホームの施工と違うので、とても驚きました。
さすがに詳しく書くわけにはいかないのですが、要は特に気密施工の杜撰さ。
「隙だらけの家」ということなのです。
そういう話を建築の知識がない人に話したら、
「イマドキの家に隙間なんてないでしょう~」と笑われました。
なるほど、この現場もボードを貼ったら、「隙」が見えなくなりました。
でもボードの向こうのコンセントボックスや配線、配管のまわりは隙だらけなのです。
覗き見は出来なくても、風は自由に行き来します。

それでは、この家の建て主さんは、お気の毒に、手抜き工事をされたのか?
そうではありません。
「厳しい予算」の中で建てるので、工事を請け負った側も、
工程を減らさざるをえなかったのです。
つまり施主は、請負金額に妥当な品質を買ったにすぎないのです。

ついこの前、完成して通電もしたようなので、中を見せてもらいました。
3日前から蓄熱式暖房機を放熱させているとのことですが、寒い!!寒いっ!!
でも暖房機そのものはフル稼働していて、本体は触れないほど熱を持っていました。

手前ミソのようですが、ノエルホームの家では、こんなことは考えられないのです。
理由はいろいろありますが(...もちろん書けませんが、)
前述の「見えない隙間」もその一つです。

ところで、この家、「厳しい予算」と言いましたが、実は聞くと、
総額はけっこう高いようです。それではコストはどこに多く使われたのか。

それは、
最新流行の豪華なシステムキッチン!
高級ホテルのスイートルームのようなユニットバス、トイレ!
大理石調の床材!
こういうところに工事代金の多くを使ったために、
肝心の性能が疎かになった...ということなのです。
正確には、「性能においては厳しい予算」と言うべきでしょう。
だから、施工業者がいい加減な仕事をしたわけではないのです。
施主は対価に見合った買い物をしています。

でも、ノエルホームであれば、そういう家は売りません。
流行の服をいっぱい持っていても、それを着る身体が、健康で
美しくなくては、着る意味がないでしょう?
それに流行りモノは次々に移り変わります。
専門知識のない方に、良質そうで高級そうで上等そうに見える
「見かけだおしの家を売る」だなんてことは、良心が許しません。

住む人が末永く快適でしあわせで、住めば住むほど愛着がわく家。
それは「正直な家」。
限られた予算の中で大きな買い物をするのだから、
華やかなカタログや流行を追った住宅誌の表面的な魅力に惑わされず、
ほんとうに必要なもの、今、30年、50年、もっと先にも、
絶対に欠かせないスペックを手に入れるべきだし、
それを奨めるのが、私達の務めだと思っています。

「正直な家」を考える 1

今日は辛口ブログになりそうな気配...ですので、
「私は平和主義なのよ~」とか「厳しい現実から逃避したいのよ~」
という方はスルーしてください。

さて、勢いの衰えることがない台風が北上するかのように、
日本の南のほうで出来た住宅会社が、穏やかなこの地方都市にも進出します。
同じ土俵で戦うことになる、もっと前からローコスト住宅を手がけていた会社は、
戦々恐々としています。

ポチホーム(仮名)の営業展開は、①好感度の高いタレントによる、
高頻度の宣伝と、②同一敷地内に自社だけの、何パターンかの建物を展示する、
「常設展示場」。③大勢の営業マンによる、来場者への徹底した訪問営業。
を中心に行われます。
今までに進出してきた場所場所で、確実に成功してきた...
という実績があるようです。

ところが台風とは違う性質を持っていて、
ある程度、同じところにとどまって猛威をふるうものの、
しだいに風評という別の力がはたらき、勢いが衰えます。
勢いがなくなるのを見越して、
さらに新しい営業エリアを開拓するために北上する...
といった動きをします。

なぜなら、ローコスト住宅はクレーム住宅だから。
コストを抑えるためには、それなりの商品を使い、
それなりの技術で施工するのです。
専門知識のない方に、良質そうで高級そうで上等そうに見せるなんてことは、
実はけっこう簡単なんです。
真価がわかるのは、5年後、10年後の話。
その頃には台風は、別の場所に移動しています。
それでは台風が去った後、温帯低気圧にかわるか、
というとそうではなく、被害が残るばかり。
建てた方の多くは、行き届かないメンテナンスに憤ったり、
もしくは「安物買いの銭失いだね。」とあきらめの境地だったりのようです。

今日、この台風の、もひとつ変わった性質について、
消費者心理や経済動向を研究している方から、うかがいました。

日本を北上してきたポチホーム(仮名)、
なぜかポンと東京エリアだけは省いたそうな。
それをどう見るか。
首都圏は情報量が多く、情報の質も高く、他の場所では通用した営業戦略が、
通用しない可能性が高い。
「苦情」では済まず、「訴訟」になるケースもあるだろう。
「数」は魅力でも、手ごわい消費者を相手にするよりは、
「やりやすい」ところで仕事したほうがいい...
という判断で避けたのではないか、という分析です。
たしかに東京の分譲マンションの「重要事項説明書」や「管理規約」の厚さは、
盛岡のマンションの10倍でした!なるほど...

さて、いよいよ盛岡進出のポチホーム(仮名)。

人のよい岩手人たちが、末永く、悔いの残らない、
快適でしあわせな「棲み」かを持てますように。
と、ふるさとを心から愛している私は願うばかりです。

プロフィール

蛙啼音

Author:蛙啼音
理想の「住みよい家・心地のいい庭」を求めて日々、勉強中。
おはなのこと、ギターのこと、おいしい話など、心に浮かぶことをとりとめなく...

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